■国産生薬の考え方
人は長年に渉って、世代をつなぎ、それに従い、食物も得てきました。
表裏の関係として、永く付き合ってきた食物により、人は形作られてきたとも言えましょう。
なかには、悪縁ともいえる特定の食物により個体の健康を害してきた事もありますが、摂食経験の長いものに、生命の基本をゆだねてきたことは明らかです。
本来、文化的背景をすらもち、だんだんに形作られ、徐々に変化してきた食物と人の関係が、ここ1~2世代の間にあまりにも急激な変化をしたのではないでしょうか?
その変化は、質的(生産地、加工度、菌数など)、量的(成分の不足、栄養素構成比など)種類(品目数、部位など)の各分野で挙げられましょう。
弊社は、必要なヒトが、必要に応じて変化に退行することにより、日ごろ、なんとなく不自然に感じている体調の改善や、人として昔の食味を試したりするお手伝いをしてゆきたいと考えています。